いま直面する「国難」に向き合うために
「一寸先は闇だ…」 永く政界で語られてきた「警句」である。この間、日本の政局は目まぐるしく動いた。改めてこの警句を痛感すると言えばそうだが、しかし、冷静に考えれ…
挑むべきことは、何であったのか?!
「どうしたら良かったのかな」 石破茂首相の退陣を検証する連載記事の見出しに置かれた石破氏の言葉である。連載1回目は主に戦後80年の「メッセージ」にかかわる曲折…
ある舞台から垣間見えたこと
酷暑のさなかのある週末、久しぶりに舞台鑑賞をした。上海文化広場で公演された『千と千尋の神隠し』である。 ジブリアニメ最高傑作とも評された本作品の舞台化は202…
30社以上の日本企業が武漢を訪れ、ビジネスチャンスを探る
中国武漢市人民政府が主催し、アジア通信社(中国経済新聞)と中国環球網が共催する第1回「2025年日本企業武漢進出」イベントが、9月24日から27日にかけて開催さ…
東京の「チャイナフェス」を初めて見学
まだまだ残暑の厳しい9月7日(日)、東京の代々木公園近くで行われた「2025チャイナフェス」に、北京生まれの子供2人を連れて参加した。 札幌在住中の2022年、…
抗拒しても切れない「母と娘」の絆——新刊『中国式母女』が描く葛藤と共生
「母のようにはなりたくない」。そう願いながらも、その影響から逃れることはできない——新刊『中国式母女』は、中国社会における母と娘の複雑な関係を真正面から描き出す…
上海のシンボル、東方明珠塔
ある酷暑の週末に日本の姉家族が上海に遊びに来た。日本からの親族の訪問は久方ぶりである。2泊3日の超短期の滞在のため、「これぞ上海!」というスポットを足早に見て回…
中国西部の甘粛省を訪れて
8月中旬、お盆の時期に、中国の西北部、甘粛省を訪問した。甘粛省は東で陝西省とつながり、西は新疆に通じる、古代シルクロードの重要な通路であり、現在中国が推進する「…
甘粛省の旅⑤:黄河の上に築かれた都市——蘭州
甘粛省の旅の最終目的地は、蘭州である。 張掖市から高速鉄道で3時間余り、蘭州に近づくにつれ、黄色い水が流れる蛇行する川が見えてきた。同行した甘粛省の職員が「これ…
