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「トランプの米国」の迷走に何を知るべきか

「終わりの始まりだ!」   2016年の米大統領選挙においてトランプ勝利を主張、昨年の大統領選挙に際しても一貫してトランプ氏の返り咲きを予言してきた国際ジャーナ…

これからの米中関係は「冷たい平和」となるか

2025年の春、全世界が「米中貿易戦争」の話題で持ち切りである。トランプ大統領の高額な関税策が嵐のように吹き荒れる中、米中両国の駆け引きもどうやら新たなステップ…

上海咖啡館とカフェの間

小春日和のある週末、賑やかな湖南路の歴史文化街にあるお洒落なカフェで午後のひと時を過ごしてみた。上海の老房子を改装した店舗は木を基調とした古めかしい内装で落ち着…

DeepSeekの“衝撃”の向こうへ

依然、「衝撃」が収まらない。春節前、世界を駆け巡った中国のAI「DeepSeek」出現の衝撃である。  先月の本紙で二面にわたり詳細に伝えられるとともに、編集長…

全人代の後の中国経済

夜にWechatのモーメンツを見ていたところ、上海で商売をしている友人から「全人代が終わった。目標は5%、まあ食べていけるか」というメッセージがあった。ほんの短…

早春の荣氏梅園に想う

早春の薄曇りの空の下、満開となった紅白の梅の花が気品のある香りを放っていた。その木々の合間を縫う小道を隊列を組んで練り歩く花見客たちの甲高い声と賑やかな会話で梅…

中国、高齢者の暮らし調査 – 収入源・就労

はじめに 高齢化、長寿化が進む中国では、老後の生活をどう支えるかが大きな課題となっている。政府は公的年金の給付を確保するとともに、それを補完する私的年金制度など…

中国のロボット応用の促進と市場拡大の展望 ~知能ロボットの開発重視とイノベーション促進策の強化を中心に~

1. はじめに AI や IoT 及びビッグデータの利活用を特徴とする第4次産業革命が進行する中、ロボットの知能化水準が大きく上がり、様々な分野でのロボット利用…

「金メッキ」はすでに剥がれ落ちた-問われる石破外交

「『首脳会談に失敗なし』という。共同声明で『日米関係の新たな黄金時代』をうたった石破茂首相とトランプ米大統領の初顔合わせも例に漏れず『成功』との受け止めが多い。…

【特集:チャイナ・モビリティ第6回】「中国自動車の知能化時代」で岐路に立つ日本車メーカー

はじめに トヨタは2025年2月5日、中国・上海で電気自動車(EV)の新工場を建設し、2027年に高級車ブランド「レクサス」を生産すると発表した。年間生産能力は…