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甘粛省の旅②光熱発電が切り開くクリーンエネルギーの未来

太陽光発電といえば、通常は太陽光パネルを使った「光伏発電」を思い浮かべる。しかし、甘粛省の広大なゴビ砂漠には、きらめく鏡で発電する巨大な施設が広がる。その規模は…

甘粛省の旅①:敦煌の夜市

8月11日の早朝、東京・羽田空港から北京へ。さらに乗り継ぎ便で甘粛省の世界文化遺産の地・敦煌に到着したのは、すでに夕方6時を過ぎていた。夕食を終え、時計を見ると…

中国の富裕層がこぞって日本で家を買う理由

はじめに 日本の不動産市場はここ数年、火が付いたように好調である。東京の豪邸から大阪のタワマン、さらに伊豆半島の海沿いの別荘や北海道の土地まで、至る所で中国人が…

「国益を守る」とはいかなることか?!lock

「なめられてたまるか」とはいかなる覚悟に依るものなのか…。  いうまでもなく、選挙の街頭演説における石破茂首相の発言に接しての感慨である。「接して」と言ってもそ…

七月の蓮に想うlock

7月に入り、うだるような酷暑の中、上海ではひとつの花が話題に上り始める。蓮である。蓮の花が咲くと上海にも本格的な夏がやってくる。  馴染みの公園の蓮池は早朝から…

動く「非米世界」、アメリカなき世界への胎動

世界の潮目が変わった。  「トランプ2・0」の世界を見渡しての感慨である。  すでに本稿で「これほどまでに劇的に地に落ちた米国の姿を目の当たりにするとは驚きを禁…

紫陽花と高考の季節

梅雨が始まった上海。ぐずついた天気の続く憂鬱な季節だが、雨にそぼ濡れた満開の紫陽花が心を和ませてくれる。先日、花屋で買った鮮やかな紫の株は灰色がかった雨空を背景…

外国人との共生社会を築くには

最近、日本に住む外国人は、ビザの審査が厳しくなり、また審査の期間も長引いていると感じている。また政府が外国人コミュニティーの取り締まりを強化する策を打ち出してお…

日本企業が「張り合い」をしないのはなぜか ―その2lock

「和」を大切にする日本は、何事もバランスや安定を求める。会社の経営もしかりである。経営者は一時の荒稼ぎを求めず細く長く続く商売をする。会社を存続させるのは木を育…

日本企業が「張り合い」をしないのはなぜか―その1lock

中国の自動車業界はここ数日、値引き合戦を展開している。各社とも軒並み値下げをして最大40%ダウン、あまりの安さに品質を疑う声も出ている。また、ともにフードデリバ…