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追加関税は中国経済を一段と下押しへ~輸出単価切り下げ等が影響を軽減もマイナス効果は不可避~

■内需が冴えない中国経済、米新政権の対中関税が実現すれば一段の減速が懸念 中国経済は内需が冴えず、停滞感の強い状況が続いている。10~12 月期の実質 GDP …

【特集:シン・中国経済論】 過去最高を記録した貿易黒字 対米駆け込み、付加価値向上の反面、内需不足

はじめに 24年中国の貿易黒字は9,922億ドルと過去最高記録を更新した。24年実質GDP成長率5.0%のうち純輸出の寄与度1.5%と、内需不足の中、成長の押し…

覧古考新、日本の行くべき道を考える lock

新しい年2025年が明けた。 世界はまさに激動の只中にある。本稿の筆を執ろうとした矢先、「ガザ地区でイスラエルとハマス停戦合意」と速報が流れた。ただし、スペイン…

とある新年のコンサートで想ったこと

 軽快なジャズのリズムに自然と体がスウィングし始めた後は、壮大なクラシックの世界に魅了され、そして最後にポップなアニメソングに思わず心躍らせた。会場にいた他の聴…

日本の総領事が中国人の男の子に水を買ってあげたこと

1月11日、北京のブックフェア会場で、2025年最初の講演として日本の経済について語った。バブル経済の発生から崩壊まで、「失われた30年」の間の産業構造の改革、…

中国、中央経済工作会議にみる経済政策方針

はじめに  24年12月11~12日、25年の経済政策方針を決める「中央経済工作会議(以下、会議)」が開催された※1。 会議では、現在の経済状況と課題…

【特集:チャイナ・モビリティ第 5 回】中国EVの知能化シフトと日本企業の対応

2024 年 11 月に開催された広州モーターショーで、日本勢は強みを持つハイブリッド車(HV)を強く押し出さず、「NOA(Navigate on Autopi…

中国AI産業の最新動向と展望

はじめに 人工知能(AI)の研究、開発、実装において、中国は世界的に大きな存在感を示している。高まる技術力、革新性、そして国家主導の推進政策などにより、人工知能…

激動の2024年を送る-「トランプ2.0」時代への視角

2024年が暮れようとしている。 「これでは今年の10大ニュースは組み換えだ!」。年の瀬、メディア関係者から悲鳴が聞こえてきた。まさに激動の年であった。というよ…

「泣きながら生きて」の張麗玲氏が再びTVドラマを制作

「泣きながら生きて」というテレビ番組を見たことがあるだろうか。2006年に中日両国で放映されたドキュメンタリーで、下放政策により教育を受けられなかった上海の丁尚…