百代小楼と上海のレトロミュージック
新緑まばゆい初夏のある週末、久しぶりに徐家匯公園を訪ねてみた。 昼下がりの午後、心地よい初夏の木漏れ日を浴びながら多くの市民が憩いのひと時を過ごしていた。ひと…
いつまで欠けた“ダイヤモンド”に縋るのか
「口外しないことを条件に詳細な話を聞かせてもらった。日本については大変な力添えをいただいたということで、深く感謝を申し上げる内容だった。これ以上は申し上げられな…
日本政府の対中戦略見直しの好機が到来した
アメリカのトランプ大統領が9年ぶりに中国を訪問した。しかもアメリカが戦時状態にある中での外遊である。商人出身のトランプが、巨大な利益を得られないとわかっていれば…
改めて、国益とは何かを考えさせられて
「周回遅れのトップランナー」という言葉が思わず口を突いて出た。 アメリカの雑誌「タイム」の「世界で最も影響力のある100人」に、高市首相が選ばれたというテレビ…
旅行者の天国、居住者の籠
杭州から東京へ渡り起業した張さんは、日本での事業を諦め、帰国する決心をした。私のオフィスを訪れた彼は、別れの挨拶としてこう言った。 「日本は旅行者にとっての天…
蘇州から運ばれた記念碑
1年365日のうち300日は雨が降ると言われる屋久島。 2026年4月3日はしかし、見事に晴れ上がっていた。日本各地から集まって来た中国人の顔に、こずえ越しの日…
「未完の革命」としての台湾の重い響き
「未完の革命」という言葉が胸の奥底に響いた。 いま日本、アジアのみならず世界注視の地となっている台湾に赴き、現地の空気を吸い、目を凝らし、人々の姿に触れ、歩い…
誰が正しくて誰が間違っているわけではない
高市首相が羽田空港からワシントンへ飛び立つ夜、私は銀座のレストランで中国から来た8人の実業家を迎えた。一般的な中国人観光客は確かに減ったが、エリート層の中国人た…
上海顧村公園の桜の記憶
3月も半ばになると大方散った梅の花に続けて、桃の花が咲き始めたかと思えば、小春日和のある日、市内の桜も開花し始めた。今年もまた桜の季節がやってきた。 上海…
誠心なき視界狭窄に国の未来はあるか
時代の歯車は大きく回った。 そして、日本は歴史的岐路に立つことになった。 今回の衆議院選挙における「高市自民」圧勝を前に、日本社会の深層における変容はもはやと…
