昨年、時代劇ファンタジー『封神～嵐のキングダム～（原題：封神第一部：朝歌風雲）』が26億元超の興行成績で年間ランキングトップ5入りを果たした烏爾善（ウー・アルシャン）監督。その最新作は、中国の国産漫画『一人之下』を映画化したアクションファンタジー『異人之下（Under One Person）』。本作は、人間界と併存する超能力者の世界・異人界をめぐる物語で、異人であることを隠して人間界に暮らす青年が、不思議な女性と出会ったことで、異人界の戦いに巻き込まれていく様子が描かれている。
主演は第14回北京国際映画祭に出品されたラブロマンス『穿过月亮的旅行（I love you to the moon and back）』（2024）や中国の人気WEB漫画を映画化した『二哥来了怎麽辦（Hi Brother）』（2021）などの胡先煦（フー・シェンシュー）や、雲南省シーサンパンナ・傣族自治州出身の若手女優・李宛妲（ヴァンダ・マーグラフ）、『ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪（原題：狄仁傑之神都龍王）』（2013）の馮紹峰（ウィリアム・フォン）など。
中国では７月２６日上演された。
（中国経済新聞）