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歴史を記すとは?!問われる歴史への誠実さと矜持lock

中国共産党20回大会が終わった。 メディアは「異例の3期目へ」「権力集中」といった論調一色となった。それを越える深い考察の希薄なことは日本の行くべき道を考える際…

金融研究所の夏斌名誉所長:中国民間企業家の自信を早期に回復させよlock

中国経済は現在、かなりの下押し圧力に見舞われている。この理由はかなり複雑であり、外的にはロシアとウクライナの戦争、世界的なサプライチェーンの問題、アメリカによる…

力の対決構図からプロジェクト提案型の日中関係へ

固く握りしめた拳のパンチを突き出しながら握手をするなどということができるのだろうか。 昨今の日中関係についての論調を目にしながら胸の裡に浮かんだ言葉である。 た…

十字路に立たされた日中両国

今年9月29日、日中両国が国交を正常化してからちょうど50年となる。 1972年のこの日、就任後わずか数か月だった田中角栄首相が、政治や命への甚大な危険を冒して…

上海の中秋節―月餅から見える中国

「床前明月光、疑是地上霜。挙頭望明月、低頭思故郷。」かの李白の名作「静夜思」の詩である。コロナ禍で中秋節での帰省も思うに任せない数年、その想いを痛感する人も多か…

新たな世界秩序にむけて胎動の時代へlock

「棺を蓋いて事定まる」と言うが、事はそれほど容易ではない。 安倍晋三元首相が不慮の銃撃事件によって命を奪われた。各メディアは安倍氏の死を悼み、内外からの賛辞で埋…

上海のアウトドア事情・釣り

上海は「海納百川」とも言われるほど川の多い都市である。母なる河、黄浦江をはじめ、大小さまざまな水路が縦横無尽に走る。それに加え、大小の公園には必ずと言ってよいほ…

「安倍氏の死」で中国は世論が真っ二つに

安倍元首相が奈良市で死亡した。あまりにも驚きだった。葬儀の日、東京の増上寺に行き、純白の生け花をささげた。 この花は私自身だけでなく、依頼された数多くの中国の友…

香港中国返還25周年を迎えlock

今年は香港中国返還25周年を迎え、「一国二制度」施行の折り返し地点に至った節目の年である。その間、香港はアジア・国際金融危機に見舞われ、サーズやコロナそしていく…

大分県での講演会——中日関係の現状と今後

自民党大分県支部から、「中日関係の現状と今後」とのテーマでの講演会を依頼された。冷え込んでいる中国と日本の関係を考えれば、話もうまくいかないだろうと思い、ずいぶ…