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いつまで、中国の見えぬ国、日本であり続けるのか

したり顔などしていとあさまし…。 いま話題のNHK大河ドラマ「光る君へ」に倣えばこういう表現になるだろうか。中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会…

上海の風景としての清掃員

趣味のジョギングで上海の街を走る度に道の清潔さに目を見張る。ゴミがほとんど落ちていないのだ。どの通りにも必ずと言っていいほど一名から数名の清掃員(中国語では环卫…

中国国民が今考えていることはlock

数日前、中国の浙江省で親族の結婚式に出席した。 浙江省は静岡県と友好都市であり、地理的環境や特産物もよく似ていて、海に面し丘陵地帯が広がり、魚介類やお茶の生産量…

政治パフォーマンスで世界は動かない

政治的思惑ふんぷんたるパフォーマンスでは世界は動かない。 「ウクライナ平和サミット」を終えての率直な感慨である。 17日朝、購読三紙の朝刊1面を探った。前日まで…

初夏の都江堰の旅

六月のある週末、初めて中国西部に位置する四川省の都江堰市へ足を伸ばしてみた。「拝水都江堰,問道青城山」と言われるここには四つの見どころがあるとされる。世界遺産の…

中国社会、「海外進出」に関心高まる

6月に入り、中国からの訪問団の接待に追われている。市長が4名、企業の視察団2社が相次ぎ訪日した。 中国は経済の減速による悪影響が一段と鮮明になり、民間企業の経営…

中国の高齢化社会に向けた最新産業政策lock

1.「少子高齢化」が進む人口動態 「少子高齢化」が進む人口動態中国のこれまでの長年の経済発展においては、人口規模による消費需要と労働力供給が大きなサポート要因と…

【シン・中国経済論 第1回】:中国市場の重要性は不変か これから豊かになる階層が多い社会の将来

はじめに近年、不動産市場調整、人口減少、コロナ後の企業業績悪化や雇用問題を背景とした消費不振や節約志向、株式市場低迷に、米国との貿易・技術対立、経済安保の観点も…

中国経済は幸先好調ながら先行き不透明感も 内需創出策の効果が今後の景気動向を左右

■ 純輸出が成長率を押し上げるも、主要指標はまだら模様で力強さを欠く結果 中国の2024年1~3月期の実質GDP成長率は前年比+5.3%と、市場予想(+4.6%…

世界を見る新たな発想への糧として

「はて?…」という「つぶやき」が口をついて出た。今話題のテレビの「朝ドラ」の話ではない。岸田首相のブラジル・サンパウロからの記者会見の中継を見ながらである。 冒…