1月に入ると、雲南省麗江市永勝県片角鎮の金沙江沿岸では、果樹園一帯に柑橘の爽やかな香りが漂い、果農たちが収穫作業に追われていた。
永勝県では近年、金沙江流域の干熱河谷における生態保護・修復プロジェクトを積極的に推進してきた。厳しい自然条件のもとで長らく荒山が広がっていた地域は、土壌改良や植生回復を通じて徐々に緑を取り戻し、現在では柑橘栽培を中心とする果樹産地へと姿を変えている。

かつての荒れた山肌は、今や農家の収入増につながる「金山銀山」となり、柑橘を主力とする“甘い産業”が地域経済を支える存在となった。生態環境の改善と産業振興を両立させる取り組みは、地元住民の生活に新たな希望をもたらしている。
永勝県では今後も、生態保護を前提にした特色ある農業の発展を進め、持続可能な地域振興を目指す方針だ。
(中国経済新聞)
