海南離島航空券暴騰、一部路線で20万円超えの事態に

2026/02/21 20:55

中国南方の海南島は、冬でも温暖で快適な気候から、春節(旧正月)休暇の人気観光地として知られている。2026年の春節休暇が半ばを過ぎ、返程(帰宅)ラッシュが本格化する中、海南島からの出島交通が深刻な混雑に見舞われている。特に航空便では、航空券の需給が極端に逼迫し、一部路線でエコノミークラスがほぼ完売、残るのは高額なビジネスクラスのみという状況が続いている。

複数の航空券予約プラットフォームの情報によると、2月23日(春節休暇最終日、正月初七)の三亚(サンヤ)発上海直行便のエコノミークラスはほぼ売り切れ。最安値でも9060元(20万円)で、販売画面では公务舱が全額で表示されている。他の数便も全額公务舱のみ残り、票価は1万元近く(約22万円)に達している。海口(ハイコウ)発の人気路線でも同様の傾向が見られ、エコノミークラスが売り切れ、高額なビジネスクラスが主流となっている。

この機票暴漲の背景には、春節9日間の長假期と海南自贸港(自由貿易港)封関運営後の初の大型連休が重なったことが大きい。観光需要が爆発的に増加し、入島(海南入り)客流が記録的な伸びを示した結果、返程時の出島需要が一気に集中した形だ。海南机场集团の予測では、2月20日から三大空港(海口美蘭、三亚鳳凰、瓊海博鰲)が返程高峰期に入り、2月23日が全体のピークデーとなり、当日だけで旅客23.2万人を運送すると見込まれている。

(中国経済新聞)