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【シン・中国経済論 第1回】:中国市場の重要性は不変か これから豊かになる階層が多い社会の将来

はじめに近年、不動産市場調整、人口減少、コロナ後の企業業績悪化や雇用問題を背景とした消費不振や節約志向、株式市場低迷に、米国との貿易・技術対立、経済安保の観点も…

中国経済は幸先好調ながら先行き不透明感も 内需創出策の効果が今後の景気動向を左右

■ 純輸出が成長率を押し上げるも、主要指標はまだら模様で力強さを欠く結果 中国の2024年1~3月期の実質GDP成長率は前年比+5.3%と、市場予想(+4.6%…

世界を見る新たな発想への糧として

「はて?…」という「つぶやき」が口をついて出た。今話題のテレビの「朝ドラ」の話ではない。岸田首相のブラジル・サンパウロからの記者会見の中継を見ながらである。 冒…

旅心をくすぐる労働節の高速道路

 今年の労働節休暇、中国国内ではおよそ三億人近い人々が国内旅行を楽しんだという。映像で流される各地の観光地はどこも「人山人海」の様相を呈していた。そんな大混雑を…

中国人が関心を持っていることは

5月中旬に、中国を訪れた。 ちょうどロシアのプーチン大統領が訪中していたことから、政治に関心のある中国人は「中ロ共同声明」について議論を始めた。1万3000字に…

際限なく進む日米同盟の「深化」のなかで

とうとうここまで来たか、しかし、どこまで行くのか?! 日本の首相としては故安倍元首相以来9年ぶりの国賓待遇で米国に迎えられた岸田首相の高揚感あふれる表情を見なが…

上海で考えた多様性

開放的な入口で「歓迎光臨愛咖啡!」(ようこそ、愛カフェへ)という元気な声に出迎えられた。バリスタ風の二人の若い店員が来て、たどたどしいながらもにこやかに注文を聞…

岸田首相の「5月の北京訪問」は果たせるか

この度、岸田文雄首相がアメリカを訪問していた。 今回は、2015年の安倍晋三元首相以来となるアメリカ政府による「国賓」としての招待であり、岸田首相からすれば、こ…

「空気」が変わった!いま中国と向き合うための「異見」

余りと言えば余り、これがジャーナリズムと言えるのか、そんな感慨を抱きながら各メディアの報道を追った。第14期全国人民代表大会(全人代)第2回会議にかかわる報道で…

経済再建をはかる中国の勇気が見えた

3月上旬、北京で全人代=「全国人民代表者大会」を取材した。  年に一度の全人代は、世界から目が向けられる。政界のトップが公の場に勢ぞろいする貴重な場であり、最高…