【特集:チャイナ・モビリティ第6回】「中国自動車の知能化時代」で岐路に立つ日本車メーカー
はじめに トヨタは2025年2月5日、中国・上海で電気自動車(EV)の新工場を建設し、2027年に高級車ブランド「レクサス」を生産すると発表した。年間生産能力は…
中国の人口減少の実態と対応 ~ 政策とAI技術の活用による人口減少への対応 ~
はじめに 中国の人口は2024年に出生数が辰年効果で増加したものの、22、23年に続き三年連続で減少した。一方、工場自動化、ドローン宅配、自動運転タ…
上海のウィンタースポーツ
白いスケートリンクは子供たちで溢れかえっていた。フェンスづたいに恐る恐る歩を進める子がいるかと思えば、器用にスピンやジャンプをこなす子もいる。失敗してもくじけず…
中国人に二つの自信が誕生
今年二月の春節、中国に足を運んだ。今年は朗報が立て続けに二件発生したことで、例年とは違った春節であった。一つは、浙江省杭州市で誕生した大規模言語モデル(LLM)…
追加関税は中国経済を一段と下押しへ~輸出単価切り下げ等が影響を軽減もマイナス効果は不可避~
■内需が冴えない中国経済、米新政権の対中関税が実現すれば一段の減速が懸念 中国経済は内需が冴えず、停滞感の強い状況が続いている。10~12 月期の実質 GDP …
【特集:シン・中国経済論】 過去最高を記録した貿易黒字 対米駆け込み、付加価値向上の反面、内需不足
はじめに 24年中国の貿易黒字は9,922億ドルと過去最高記録を更新した。24年実質GDP成長率5.0%のうち純輸出の寄与度1.5%と、内需不足の中、成長の押し…
覧古考新、日本の行くべき道を考える 
新しい年2025年が明けた。 世界はまさに激動の只中にある。本稿の筆を執ろうとした矢先、「ガザ地区でイスラエルとハマス停戦合意」と速報が流れた。ただし、スペイン…
とある新年のコンサートで想ったこと
軽快なジャズのリズムに自然と体がスウィングし始めた後は、壮大なクラシックの世界に魅了され、そして最後にポップなアニメソングに思わず心躍らせた。会場にいた他の聴…
日本の総領事が中国人の男の子に水を買ってあげたこと
1月11日、北京のブックフェア会場で、2025年最初の講演として日本の経済について語った。バブル経済の発生から崩壊まで、「失われた30年」の間の産業構造の改革、…
中国、中央経済工作会議にみる経済政策方針
はじめに 24年12月11~12日、25年の経済政策方針を決める「中央経済工作会議(以下、会議)」が開催された※1。 会議では、現在の経済状況と課題…
