チェン・アル監督の新作「人魚」、キャスト発表 ワン・イーボー、タン・ウェイ、エリック・ワン、クリスティーナ・ファンらが出演

2025/05/13 11:30

5月12日、チェン・アル氏がメガホンを執った恋愛映画「人魚」のキャストが発表された。ワン・イーボー、タン・ウェイ、エリック・ワンなど有名どころのほか、ホアン・レイの娘である19歳のホアン・イーツー(幼名クリスティーナ・ファン」)も名を連ねた。5月20日~23日の全国プロモーションイベント(アモイ)でお目見えする。

黒竜江省・大興安嶺の奥地で俗世間とほぼ断絶していた若者が、暑く雑然としたはるか南の国の誘惑にさらされる。猛暑のハノイでの中年男性の人生の喜びと悲しみ、そして彼のユニークな人魚のパフォーマンス、また青森県で芸術を学ぶ女子大生。別々の世界で人生が重なり合う。

「人魚」は、「無名」に次ぐ2度目のワン・イーボー、エリック・ワン、チェン監督のトリオによる作品だ。チェン監督はワン・イーボーについて、「礼儀正しくて控えめ、年に合わず落ち着いている。髪を整え服を換えると、まるで当時からやってきたように見えた。優雅で、力強く、そしてたまに弱みを見せる姿は、まさに当時の人間で、あのころの上海人だと感じさせてしまう。

また勉強熱心で、現場での仕事ぶりや態度もすごくよかった。それにとても粘り強い。現場で一つ一つ繰り返し撮影することがあり、出来事の並びの関係で42時間連続で撮影したけれど、彼は常に集中していて、照明を準備したり機材をそろえたりする間も、とても礼儀正しくわきで控えていた」と称賛の言葉を贈った。

この映画ではまた、ホアン・レイの娘のクリスティーナ・ファンと、ワン・イーボー、タン・ウェイの共演も話題となった。クリスティーナ・ファンはまだ8歳だった2014年、「パパどこ行くの」PART2で利口な女の子を演じたことで「国民的アイドル」となった。バイリンガルで、気配りも良かった。その後18歳でアメリカに渡り、本格的に演劇を学んだ。

(中国経済新聞)