アリババ大文娯、 「香港芸能支援計画」で940億円を投入

2024/03/15 20:30

2024年3月11日、香港コンベンションセンターで映画展が開幕した。香港文化スポーツ観光局、中国政府の現地連絡事務所宣伝文化部、中国放送総局香港マカオ事務所、中国映画局、上海市放送局の支援を得て行われたこのイベントで、「アリババ大文娯」が香港の芸能界支援に向けて今後5年間で50億香港ドル(約942億円)を投入する計画を発表した。この発表会は、香港文化スポーツ観光局の楊潤雄局長が司会進行を務めた。

香港を第二の拠点とする狙いをこめたこの計画は、映画の制作や配給、著作権の入手、ドラマの制作、コンサート実施、会場の用意、人材の育成など多岐にわたるものである。また、現地の大手映像会社とともにシアター映画やテレビドラマ、ネットの映像作品などを手掛けるほか、当局側から投資を得てスタジオを設け、事業を実施するという。

アリババ・ピクチャーズの総裁兼執行役員である李捷(Li Jie)氏は、「香港映像協会および香港映画商協会から加入を要請されている。香港を世界2か所目の拠点とする」と述べている。つまり、香港に根を下ろした上で、グレーターベイエリアから東南アジア、そして全世界にまで拡大するとの期待をこめたものである。

資料によると、アリババ大文娯は現在、主に「アリババ・ピクチャーズ」、「大麦網」、「YOUKU」の事業を引き受けている。3月11日、香港株式市場での終値は 4.82%上昇の0.435香港ドル/株(約8円/株)で、時価総額は128.28億香港ドル(約2416億円)となっている。

(中国経済新聞)