エネルギー生産地の内モンゴル自治区、今年上半期も急成長

2023/08/2 17:30

中国の主なエネルギー生産地である山西省、内モンゴル自治区、陝西省は、石炭の合計生産量が中国全体の70%以上を占め、同じくエネルギー生産地域で全体の10%近くを占める新疆ウイグル自治区の生産分を合わせた4地域の石炭生産量は、中国全体の80%となる。これらの地域は、最近の石炭業界の好調ぶりを背景に、GDP成長率が国内上位に立っている。

ただ今年上半期、山西省と陝西省は減速し、一方で内モンゴル自治区は中国全体の5位となる7.3%で、上位をキープしている。

内モンゴル自治区は今年上半期、製造業の生産額の成長率が9か月連続で他の主力2業種を上回り、工業全体の成長分に占める割合は57.4%となっている。またハイテク製造業の生産額伸び率は20.6%、戦略的新興産業は21.0%、機器製造業は18.7%で、いずれも前年同期比で工業全体の伸びを越えている。

内モンゴル自治区統計局の汪伝敬副局長は、新興産業の台頭で産業構造の改善が進んでいると述べる。上半期の新型工業品生産量を前年同期と比べると、単結晶シリコンが27.6%増、ポリシリコンが4.1倍,風力発電ユニットが2.0倍、電子部品が26.3%増と、かなりの数字を残している。

また内モンゴル自治区はこの上半期、新エネルギー産業への投資額が前年同期の2.1倍で、投資額全体の伸び率を79.5ポイント上回り、全投資額の71.9%に達している。風力発電や太陽光発電も急速に伸びており、風力発電への投資額は前年比60.1%増、太陽光発電は同じく4.6倍となっている。

また、900件近くに及ぶ新エネルギー産業の事業が着工したことで、新エネルギー製造業の投資額が147.4%増、新エネルギー電力への投資額は95.0%増を果たした。この2項目合計で投資額全体を24.8ポイント押し上げ、全投資額に占める割合も7割以上となっている。

(中国経済新聞)