中国人女性、「生涯無子率」が5.16% 国勢調査の結果より

2023/06/29 15:30

中国国家衛生健康委員会の傘下にある中国人口発展研究所の研究によると、2020年、49歳の女性で子供のいない割合「生涯無子率」が、アメリカ(11%)やEU各国の平均(19%)を下回る5.16%となっている。この研究は、国勢調査のデータをもとに生涯子供を持たない女性の割合を評価したものである。

これによると、人口学における一般的な統計基準として15~49歳を出産期とみなし、49歳の時点で子供を産んだ(流産、死産なども含む)経験の有無をもって生涯未出産の割合としている。今回の研究は、2010年および2020年の国勢調査のデータから抽出したものである。

研究結果によると、2010~2020年は各年齢層で子供を産まない割合が増え続け、10年間でおよそ2倍に増大している。このうち比較的若い20~30歳は10年間で10ポイント以上も増え、35歳では5.39%から10.91%へ、40歳では2.66%から7.85%に増えている。

「若い層が子供を産まなくなっている、これは結婚や出産を遅らせていることを意味し、高年齢層における非出産割合の上昇は、出産数値の低下や生涯子供を持たない人が増えていることを意味する」とまとめている。

またこの研究では、学歴が高いほど子供を持たない割合が高いことも分かった。2020年の段階で、49歳で出産経験のない割合を学歴別にみると、小学校卒や中卒は5%近く、高卒では6.46%、短大卒以上では7.98%となっている。

(中国経済新聞)