中国・江蘇省淮安市金湖県では近年、環境保全を優先し、地域の特性を生かした再生可能エネルギーの導入が進められている。風力発電や太陽光発電、蓄電システムを組み合わせた新たな電力システムの構築を通じて、クリーンで低炭素、安全かつ効率的なエネルギー体系の形成を加速している。
今年8月末時点で、金湖県の再生可能エネルギー発電設備容量は171万9600キロワットに達した。また、送電網側に設置された蓄電発電所の総設備容量は20万5440キロワットとなっている。
こうした取り組みを背景に、2025年には同県のクリーンエネルギーによる発電量が、社会全体の電力使用量の97.08%を占めた。地域の電力需要のほぼすべてをクリーンエネルギーで賄う水準に近づいており、脱炭素化に向けた取り組みが着実に進展している。
金湖県は今後も、風力、太陽光、蓄電などの各種エネルギー資源を一体的に活用し、再生可能エネルギーのさらなる発展を図る方針だ。豊かな自然環境を守りながら、再生可能エネルギーを地域の新たな成長力につなげる「グリーン発展」の歩みが続いている。

写真は、江蘇省淮安市金湖県前鋒鎮で撮影された風力発電所。
(中国経済新聞)
