中国・浙江省金華市婺城区で9月5日、同市で初となる具身知能(Embodied AI)ロボットの「9S体験センター」がオープンし、市民や親子連れの来場者でにぎわいを見せている。
会場では、ロボット技術を身近に体験できるさまざまな体験型コンテンツが用意されている。来場者は、意念によって車を操作する「意念控車」や、AIを活用した心理測定、スマート技術を取り入れた健康・介護向けの理療サービスなど、趣向を凝らした科学技術体験を楽しんでいる。
同センターの敷地面積は1500平方メートル余り。30を超えるロボットブランドの製品を集め、ロボットの展示にとどまらず、「9Sサービスモデル」を取り入れた新たな体験型サービスを展開している。

近年、中国では人工知能(AI)とロボットを組み合わせた「具身知能」技術への関心が高まっている。今回の9S体験センターは、こうした先端技術を一般市民が実際に触れ、体験できる場として、科学技術への理解を深める役割も期待されている。
オープン初日から多くの市民や親子が訪れ、ロボットと直接触れ合いながら、未来の暮らしを身近に感じられる体験を楽しんだ。金華市におけるロボット産業やAI技術の普及に加え、体験型の科学技術観光を促進する新たなスポットとしても注目を集めている。
(中国経済新聞)
