中国石化と中国航油、経営統合を発表

2026/01/10 13:07

CCTVの放送によると、中国国務院国有資産監督管理委員会(国資委)は8日、国務院の承認を経て、中国石油化工集団(中国石化)と中国航空油料集団(中国航油)が経営統合を実施すると発表した。

今回の統合により、両社は製油・石油化学の一体型産業基盤と、全国規模の航空燃料供給・保障ネットワークというそれぞれの強みを融合させる。中間工程を削減することで供給効率を高め、航空燃料の供給コスト低減を図る狙いだ。

また、持続可能な航空燃料(SAF:サステナブル・アビエーション・フューエル)分野においては、研究開発、産業化、貯蔵・輸送・給油、国際取引といった各段階での資源と能力を緊密に結び付ける。これにより、持続可能な航空燃料の研究開発と実用化、さらには継続的な技術高度化を促進し、航空業界の温室効果ガス削減と脱炭素化を後押しする。

国資委によると、「十五五(第15次五カ年計画)」期間中、中国の航空燃料需要は年平均約4%のペースで増加する見通しだ。2040年には、中国国内の航空燃料消費量が約7,500万トンに達すると予測されている。

今回の統合は、航空燃料の安定供給体制を強化すると同時に、エネルギー産業と航空産業の高度化を促し、産業チェーン全体の高品質な発展を推進する重要な一歩となりそうだ。

(中国経済新聞)