見どころ満載、北京のCity Walkコースを紹介

2025/07/4 12:44

この週末は北京の副都心で、北京芸術センター ➟ 北京都市図書館 ➟ 大運河博物館 ➟千荷潟露橋というCity Walkのコースをたどってみてはどうだろうか。

芸術センター➟図書館➟博物館の移動はそれぞれ500メートル程度と歩ける距離であり、そのあと千荷潟露橋まではほぼ6kmなのでタクシーでの移動となる。1日かけてゆっくり巡るのに最適なコースである。

まずは地下鉄の北運河東駅から、タクシーで北京芸術センターに向かう。

最高の建築美学を誇る北京で一番の図書館には、世界最大の個別閲覧スペースや中国最大のスマート化立体書庫があり、「丘の書架」+色の変わるイチョウのドーム構造をなしている。

お薦めスポット

B1|立体書庫:世界最大の自動化読み取りシステムを持つスマート化書庫で、選んだ本をガラス面の向こうでロボットアームが取り出すハイテクな仕組みである。

F1|メタバース体験施設:AIとのやり取りで書籍を探し出せるほか、VRゴーグルをかければ敦煌の壁画や故宮の養心殿を「訪問」することができる(定員に上限があるので早めに来場を)。

F3|イチョウのドーム屋根の閲覧スペース。夏場は屋根が薄緑色になって日差しを遮り、午後の光や影が水中の世界といったイメージを作る。

10:00-20:00、月曜休館(予約は不要、入場の際は身分証などが必要)

北京芸術センター

第二の国家大劇場とも言われ、東から西へコンサートホール、オペラハウス、演劇場と並ぶ。見学の際は予約が必要。展示スタイルやデザインは全国レベルの美しさを描いている。

🕒火曜~日曜 10:00-17:00 月曜休館

大運河博物館

デザイン感に富んだ造りであり、船が行き交う運河をイメージした波状の外観をしている。

中国では初めてとなる没入型の運河史4Dショールーム(3階は特にお勧め)があり、極めて近代的な博物館で、AR\4D効果も抜群である。

🕒 開館時間:10:00-20:00月曜休館

千荷潟露橋

デザイン感十分の近代的な橋で、向こう岸には広大な芝生があってキャンプやバーベキュー、凧揚げを楽しめる。夕暮れ時は絶景となり、憩いの場となる上に街頭パフォーマンスの姿も見られ、夏場の納涼やキャンプ地として最適な場所である。

(中国経済新聞)