中国の宅配便取扱個数が2024年に1,745億個に達した

2025/01/10 07:30

1月8日、中国国家郵政局は2025年全国郵政業務会議を開催し、2024年の郵便業界の年間発送業務量は1930億個、業界業務収入は1兆7000億元で、それぞれ前年比19%、11%増加したことを明らかにした。 そのうち、速達業務量は1,745億個、業務収入は1兆4,000億元で、それぞれ前年比21%増、13%増となった。 速達業務の取扱量は11年連続で世界第1位となり、速達業界の経営が持続的なプラス傾向を示し、経済・社会の発展を促進する役割が高まっていることが示された。

具体的には、2024年以降、北京-天津-河北、長江デルタ、広東-香港-マカオ大湾区、成都-重慶、および中部地域の都市集積を中核とする世界的な国際郵便エクスプレスハブクラスターの建設が着実に進んでいる。 現在、中国の郵便エクスプレス処理センターの規模は1,300カ所に達し、1日のエクスプレス処理能力は最高で7億2,900万個に達している。 合計92のコールドチェーン輸送センターと405のコールドチェーン倉庫が建設されている。

海外市場の拡大に関しましては、ベルギーのリエージュなど多くの国際郵便流通センターが順調に稼動し、300以上の海外流通センターと300以上の海外倉庫が建設され、カシュガル国際郵便交流局が交換局の機能を重ねている。 合計16の中国-ヨーロッパ定期船航路と25の特別船便航路が開設された。

国家郵政局は、2025年、全産業の郵便・宅配業務量は2080億個に達し、業務収入は1兆8000億元に達し、成長率はそれぞれ約7%、約6%になると予想している。 このうち、速達業務の取扱個数は1900億個、業務収入は1兆5000億元に達し、成長率はそれぞれ約8%にとどまる見通しだ。

(中国経済新聞)