「KIMONOIST (キモイスト)2024」受賞式が開催! かたせ梨乃・森口瑤子・町田啓太・篠田麻里子・堀田茜・高橋大輔が受賞!

2024/10/11 12:51

日本の伝統的な衣服の着物を着てほしい人を選ぶ「KIMONOIST(キモノイスト)2024」が10月8日、東京都内で開催され、女優かたせ梨乃(67)森口瑶子(58)篠田麻里子(38)堀田茜(31)、劇団EXILE町田啓太(34)、プロフィギュアスケーター高橋大輔(38)が受賞した。

授賞式に出席した(左から)堀田茜、町田啓太、かたせ梨乃、森口瑤子、高橋大輔氏、篠田麻里子

「キモノイスト 」とは、新しく進化する これからの 「キモノ」を着ていただきたい方に贈られるアワードである 。 「キモノイスト」は、「着物」が好きな方や似合う方に限らず、「未来のキモノ」を示唆し、「キモノ」を最新のスタイルでありモードとして発信を担うスタイリストとして、実行委員会にて選考いたします。新しく進化する日本の「伝統や文化」をその生活様式に写し取る新時代の生き方、楽しみ方を提案できる方々に「キモノイスト」 の称号は贈られる 。

「キモノイスト」 のアワードを通じ、時代と共に変わりゆく美意識や価値観の中で、日本の民族衣装である 「キモノ」 が、大人の嗜みとして愛されるファッション文化として、サスティナブルかつグローバルに定着することを目指す。「未来のキモノ」 について、広く強く社会にインパクトを与えることにより、新たに「キモノ」 に関心を持つ方を創出し、伝統文化産業の新たなマーケットを創造する。そして、それが「伝統」を進化させ受け継いでゆく伝承者に希望となることを願っている 。

公私ともに着物を着用する機会が多く、凜(りん)とした着こなしで魅了するかたせは「ランウエーを歩いてすごく気持ちが良かった。着物の柄がブラジルのチョウのようで、これを着て空に向けてて羽ばたいていけるような幸せな気持ちです。気持ちが高揚するお着物です。最近、お友達から『着物を着てきて』って言われて着物を着る機会が増えている。時代とともに着物の着方が変わるけど、今は年齢を重ねるごとにかわいらしくありたい」と話した。

自身のインスタグラムでも「キモノ」姿を披露する森口は「10月からの(テレビ朝日ドラマ)『相棒23』の撮影中で(小料理屋)『こてまり』の女将(おかみ)です。毎回、着物を着ているのでいつか着物の魅力を伝えられたらと思っていました。そして(TBS系バラエティー番組)『プレバト』で俳句をやっていて永世名人を目指しています。もしなれたら、番組内で着物を着て出演したい」と話した。

NHK大河ドラマ「光る君へ」に藤原公任(きんとう)役で出演し、平安時代の「キモノ」スタイルが印象的な町田は「時代劇に積極的にチャレンジしていて、着物とは近しい距離感だと思っている。この着物は色合いが都会的。普段はなかなか着る機会がないが、銀座を歩いてみたいですね」と話した。

 氷上でのフィギュアの衣装から一転、りりしい姿で登場した高橋は「こういうところが初めてなので、すごく緊張しています。最初に見て、すごくすてきだと思いました。そして着たらもっとすてき。スケートは『洋』ですが、こういう『和』もどんどん取り入れていきたい」と話した。

堀田は「ロケでよく海外に行きます。海外に行くたびに日本文化のすばらしさに出会います。(日本文化を代表する)着物を着ると背筋が伸びて気分が高揚する感じがする。日常ではなかなか着る機会がないが、京都に行って、着物が好きな母と食事をしたい」と話した。

灰桜色の着物で登場。優雅にランウェイを歩いた。受賞理由は「『現代的な女性像』それが堀田茜さんの第一印象。飾らないイメージも器用なイメージも不器用なイメージも混在する。そんな人間らしさが彼女の一番の魅力なのである。ファッションとしてのキモノをまとうことで堀田茜さんの新しい魅力をまた1つ加えてみたいと思った」という内容だった。

大人な色合いでフラワーモチーフがあしらわれた着物姿を披露した篠田は、「このような素敵な賞をいただき、心から光栄に思っています」とコメント。「この雰囲気に恥じぬように、雨にも風にも負けず、芯のあるしなやかな女性になりたい。日々、邁進していきたいと思っています」と伝えた。

 ポイントについては、「深い色合いに繊細にバラが描かれている。バラは華やか印象がありますが、じっと咲く花のような雰囲気が大人っぽくて素敵です。黄色のアクセントもお着物で見たことがないので素晴らしいと思いました」と解説。「このような、洋服のような感覚でいろんな合わせ方ができるのは、面白いと思いました」と話し、着物スタイルの追及に意欲を見せた。

 「キモノイスト」は日本の伝統や文化の楽しみ方などを新時代に提案できる人に贈る称号。着物が「大人のたしなみとして愛されるファッション文化として、サステナブルかつグローバルに定着すること」を目的としているアワード。