中国、シンガポールとブルネイの15日間ビザなし入国を再開 待ち望む日本ビジネス界

2023/07/31 11:30

在シンガポール中国大使館は7月23日にホームページで、中国政府が北京時間7月26日0時から普通パスポートの所有でビジネスや観光、親族や友人訪問での15日間のビザなし入国を再開させると発表した。また在ブルネイ中国大使館もこの日、26日午前0時から15日間のビザなし入国を再開するとホームページに掲載した。

中国は2020年3月28日まで、シンガポール、ブルネイ、日本の3か国に対し、普通パスポートの所有で15日間のビザなし入国を認めていた。今回の措置で未回復は日本だけとなる。

中国での日本人に対するビザなし入国措置は2003年から始まっており、当時の中国外務省の情報によると、この年9月1日から普通パスポートでの15日間滞在を認めている。細則によると、普通パスポートでビジネスや観光、親族や友人訪問またはトランジットで入国する日本人に対し、入国日から15日以内はビザを免除とし、かつ外国人に開放している通関地での入出国も認めている。

(中国経済新聞)