王一博の曲「我在」が2025年微博音楽盛典の「年間推薦歌曲」にノミネート

2025/09/10 16:30

9月9日夜、「微博音楽盛典」が「年間推薦歌曲」TOP10を発表し、王一博(ワン・イーボー)が歌う楽曲「我在」が見事ノミネートされた。この楽曲は2024年12月にリリースされ、リリース直後から多くのリスナーやファンから高い評価を受け、複数週にわたりアジア流行音楽大賞の週間チャートにランクインした。

「我在」という曲名は、王一博が世界に対して発した最初の宣言であり、同時に数多くの問いに対する確固たる答えでもある。「我在」は、帰属感を内包する言葉であり、その帰属感の源は自己そのものだ。興味深いことに、この楽曲は中国語で「我在」(私がここにいる)と名付けられた一方、英語では「I AM NOT HERE」(私はここにいない)と題されている。この対照的なタイトルこそが楽曲の核心を表している。「私はここにいないかもしれないが、『私』は常に存在し続ける」というメッセージが込められているのだ。

「我在」は、王一博の個性と内面的な思いを強く反映した楽曲として、ファンだけでなく幅広いリスナーに共感を呼んだ。その独特な歌詞とメロディは、彼の音楽的才能と表現力を存分に示している。リリース後、ソーシャルメディアや音楽プラットフォームで話題となり、微博をはじめとする各種プラットフォームで高い人気を博した。アジア流行音楽大賞の週間チャートでの連続ランクインは、この楽曲が持つ強い影響力と支持の証だ。

微博音楽盛典は、中国の音楽シーンにおいて重要なイベントであり、年間を通じて最も注目された楽曲やアーティストを表彰する。「我在」が「年間推薦歌曲」TOP10に選ばれたことは、王一博の音楽キャリアにおける大きな成果と言える。2025年微博音楽盛典のオンライン授賞式は9月19日に開催され、受賞結果がオンラインで発表される予定だ。ファンはこの結果に大きな期待を寄せており、王一博のさらなる活躍が注目される。

王一博の「我在」は、自己肯定と存在感をテーマにした深いメッセージ性を持つ楽曲として、2024年のリリース以降、多くの人々の心を掴んだ。今回の「微博音楽盛典」でのノミネートは、その人気と影響力を改めて証明するものだ。9月19日の授賞式でどのような結果が発表されるのか、ファンだけでなく音楽業界全体が注目している。

(中国経済新聞)