習近平国家主席、平壌で中朝友誼塔を参拝 金正恩総書記夫妻が同行

2026/06/11 11:04

新華社平壌6月9日の報道によると、中国の習近平(しゅう・きんぺい)中国共産党中央委員会総書記・国家主席は9日午前、国賓として訪問中の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で、夫人の彭麗媛(ほう・れいえん)氏とともに平壌市内の「中朝友誼塔」を参拝した。朝鮮労働党総書記で国務委員長の金正恩(キム・ジョンウン)氏と夫人の李雪主(リ・ソルジュ)氏が同行した。

習主席夫妻は午前10時40分ごろ、牡丹峰のふもとに位置する中朝友誼塔に到着し、金正恩氏夫妻の出迎えを受けた。会場では両国の国歌が演奏され、中国人民志願軍烈士を追悼する花輪が献花された。花輪のリボンには「中国人民志願軍烈士永垂不朽」と記されていた。

習主席は花輪のリボンを整えた後、一同は中国人民志願軍の戦没者に黙とうを捧げた。黙とう後には儀仗隊の分列行進を視察した。

その後、習主席夫妻は金正恩氏夫妻の案内で友誼塔の記念館を見学した。館内には、中国人民志願軍と朝鮮人民がともに戦い、戦後復興に取り組んだ歴史を伝える資料や写真、油彩画などが展示されており、習主席は熱心に見入った。また、中国人民志願軍戦没者名簿にも目を通し、犠牲となった将兵について説明した。

習主席と金正恩氏は、1950年代に中国と朝鮮がともに戦った歴史は両国にとって永遠に共有される記憶であるとの認識で一致した。そのうえで、中国人民志願軍烈士を追悼する施設の保護を進めるとともに、革命伝統教育や青少年への思想・道徳教育を推進し、抗美援朝精神と中朝の伝統的友好関係を次世代へ継承していく重要性を確認した。

この参拝には、蔡奇(さい・き)中国共産党中央書記処書記、王毅(おう・き)外交部長らも同行した。

(中国経済新聞)