中国の新型コロナ、中流行レベルに上昇

2026/07/27 08:30

中国疾病予防制御センターは7月24日、全国の急性呼吸器感染症に関する定点モニタリング結果を発表し、新型コロナウイルスの検出陽性率が上昇傾向にあることを明らかにした。2026年第29週(7月13日から19日)時点で、中国の新型コロナ感染状況は中流行レベルに達した。

同センターによると、南方の省における検出陽性率は5.9%、北方の省は2.8%で、南方が北方を大きく上回っている。年齢別では15歳から59歳の層で陽性率が最も高かった。前週の第28週(7月6日から12日)には「全体として低流行レベルにある」との見解を示していたが、1週間で流行水準が上昇した形となった。

第29週の詳細なデータでは、外来・救急を受診したインフルエンザ様症状患者の呼吸器検体において、検出陽性率の上位は新型コロナウイルスが16.3%(前週比4.3ポイント増)、インフルエンザウイルスが12.6%、エンテロウイルスが6.8%だった。一方、入院した重症急性呼吸器感染症患者の検体では、新型コロナウイルスが5.9%、ライノウイルスが5.3%、インフルエンザウイルスが5.0%となり、外来・救急症例および入院重症症例のいずれにおいても新型コロナウイルスが検出病原体の第1位を占めた。

(中国経済新聞)