バイトダンス、モントンを約9,000億円で売却 サウジ系企業と最終合意

2026/03/21 08:30

中国のIT大手、バイトダンス(字節跳動)は3月20日、サウジアラビア政府系ファンド傘下のSavvy Games Groupと、ゲーム開発会社のモントンMoonton Technology、沐瞳科技)の売却について最終合意に達したと発表した。売却額は60億ドル超(約9,000億円)に上る。

モントンは、東南アジアで高い人気を持つ対戦型オンラインゲーム「モバイル・レジェンド:バンバン」を開発・運営する企業で、2021年にバイトダンスが買収していた。

バイトダンスは2023年以降、同事業の売却を検討しているとたびたび報じられており、2025年11月末から2026年初頭にかけて、Savvy Games Groupとの交渉が進められていた。これまでの報道では売却額は50億ドル以上とされていたが、今回確定した60億ドル超はそれを上回る水準となった。

また、社内向けの説明によると、バイトダンスはモントンの従業員に対し、これまでの業績への貢献に応じた複数の報奨制度を設けるほか、今後の業績に連動した新たな報酬制度も導入する方針だという。

さらに、取引完了後も経営体制は維持され、ゲーム事業責任者の張雲帆氏が引き続き最高経営責任者(CEO)を務める予定としている。

(中国経済新聞)