中国情報通信研究院が5月25日発表した報告によると、今年1-4月の中国の携帯電話出荷台数は前年同期より30.3%減って8742.5万台で、このうち5G対応の機種は、同じく25.0%減の6846.9万台であった。
また、4月の出荷台数は34.2%減の1807.9万台で、うち5G対応は31.9%減の1458.5万台であり、落ち込みが進んでいる状態である。
中国の携帯電話は現在、国産の機種が主流になっており、4月に発売された新機種は前年比25.0%増の40種類で、うち国内ブランドが同50.0%増の39種類を占めた。スマートフォンの新機種は同38.5%増の36種類となっている。
マーケットリサーチ会社のCanalysによると、2022年第一四半期の全世界のスマートフォン出荷台数は、グローバル経済の下押しや季節的要因を受け、前年比11%のマイナスとなっている。
(中国経済新聞)