文遠知行(WeRide)は3月9日、吉利遠程新能源商用車集団と戦略提携の深化に関する協定を締結し、量産型ロボタクシー「GXR」の改良モデルを発表した。また、2026年に同モデル2,000台を納入し、国内外の市場に投入する計画も明らかにした。ロボタクシー事業の世界規模での商業運行を本格化させる。
発表によると、改良型GXRは2026年第3四半期に正式に生産を開始する予定。自動車メーカーの生産段階から車両に組み込まれる量産モデルとすることで、安全性や品質管理の標準化、生産効率の向上が期待されている。
2026年1月時点で、文遠知行のロボタクシーの世界全体の車両数は1,023台に達している。今後、GXRの新型車両2,000台が順次運行に加わることで、同社が世界で展開するロボタクシーの稼働車両数は年内に2,600台を超える見通しだ。

文遠知行は、自動運転技術の研究開発から車両運行、配車システムの構築までを一体的に手掛ける中国の自動運転企業である。今回の大規模な車両増強計画により、2030年までに世界で数万台規模のロボタクシー車両を運行するという中長期目標の実現を加速させる方針だ。
また、吉利遠程新能源商用車集団との連携強化により、新エネルギー商用車分野における車両開発力と文遠知行の自動運転システムを融合し、量産型ロボタクシーの安定供給体制の構築を目指す。両社は今後、車両基盤の共通化や海外展開でも協力を深め、次世代の移動サービス市場で主導的な地位の確立を図る。
(中国経済新聞)
