吉利創業者の李書福氏が内部講話:吉利は内燃機関車を捨てず

2025/05/30 11:30

5月23日、中国自動車メーカーの吉利控股集団の創業者である李書福(リー・シューフー)氏は、グループ内部向けの講話にて、吉利の今後の戦略と企業哲学について明確な方針を示した。

李氏は冒頭、「吉利は製造業の企業であり、決して資本操作(資本運作)を目的とした企業ではない」と強調。これまで吉利が世界中の著名自動車メーカーに投資・買収を行ってきたことについては、「本質は技術の習得と内製化にあり、投機ではない」と語った。

吉利は2010年にスウェーデンのボルボ(Volvo)を買収して以降、マレーシアのプロトン(Proton)、イギリスのロータス(Lotus)、ドイツのダイムラー、フランスのルノー・韓国事業部、さらにはロンドン電動車会社、アストンマーティンなど、さまざまな国際的ブランドとの関係を築いてきた。

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