王晟赫氏が脚本と監督を務め、リー・モンやスウ・シャオディンらが出演する10月31日封切りの中国のホラー映画「鴛鴦楼·驚魂」(Yin Yang Mansion)が好調である。興行収入は1億元(約21.2億円)を超え、「孤島驚魂」(2011年)を上回って中国のホラー映画としてはTOP3に食い込んだ。
「鴛鴦楼·驚魂」は、巨額の保険金を巡って物語が展開する。すでに亡くなった金持ちが保険をかけていたという訳あり物件「鴛鴦楼」で、7日間住めば700万元(約1.48億円)の保険金がもらえるということになった。化け物屋敷と伝えられている物件だったが、ヒロインの瀋言(リー・モン演)や交際相手の劉振中(スウ・シャオディン演)ら数人が大金の誘惑に惹かれてチャレンジしようと決意する。鬱蒼とした「鴛鴦楼」に入り込んでいくが……。
「鴛鴦楼·驚魂」の観客層について、映画情報サイトの猫眼専業版によると、2000年代生まれが中心でうち20~24歳が33.98%を占めており、男女別では女性が52.42%とあまり差がない。また3、4線都市で特に人気を集めているという。
(中国経済新聞)