上海証券取引所の最新データによると、10月はA株(中国株)で口座の新規開設数が、9月より274.67%も増えて684.68万件となった。
またWindのデータでは、この数は2015年4月の719.86万件、2015年6月の711.81万件に次ぐ過去3番目の多さであった。
証券口座を開設した際は通常、上海および深セン証取で株取引が実行できることになる。よって、上海の口座開設数は事実上、A株すべての開設数に相当する。
10月の上海での新規口座数(A株+B株および個人+法人)は正確には684.7556万件で、うち個人が684.0461万件、法人が0.7095万件であった。
また今年の上海での個人の新規口座開設数を月別に挙げると、1月が194.9370万人、2月が129.2289万人、3月が241.1209万人、4月が146.7496万人、5月が126.0677万人、6月が107.0733万人、7月が114.5537万人、8月が99.4544万人、9月が182.2039万人となっている。
また今年1~10月の合計数は2025.4355万人で、このうち10月が33.77%となった模様である。
10月がこのように活況となった背景として、A株が好調であることが挙げられる。Windによると、9月24日から11月6日終値までの計27取引日で、上海証取の指数は23.10%、深セン証取の成分指数は35.69%、ベンチャー系指数は48.04%の値上がりを記録している。
(中国経済新聞)