日本の推理小説家・大山誠一郎の代表作『ワトソン力』が中国で映画化:「全員嫌疑人(All Suspects)」

2024/09/13 11:30

日本の推理小説家・大山誠一郎の代表作『ワトソン力』が中国で映画化。巨匠・張芸謀(チャン・イーモウ)監督による初のサスペンス・コメディ『女と銃と荒野の麺屋(原題:三槍拍案驚奇)』(2009)などの小瀋陽(シャオシェンヤン)などが主演を務めている。

大雪で郊外の民宿に泊まることになった警察官、推理小説家の女性、ホームレス、ピアニストの4人だったが、民宿の主人と女中が殺されたことで全員が容疑者に。警察官が、そばにいる人間の推理力を飛躍的に向上させる特殊能力「ワトソン力」を発揮して事件の真相に迫る様子が描かれている。メガホンを取るのは、小瀋陽(シャオシェンヤン)も出演した『西遊記 孫悟空vs白骨夫人(原題:西遊記之孫悟空三打白骨精)』(2016)で美術指導を担当した傅鶇(フウ・ドン)。日本公開は未定。

(中国経済新聞)