辰年の記念硬貨、予約殺到で銀行システムがダウン

2024/01/8 20:30

北京時間1月3日夜22時、辰年の記念硬貨/記念貨幣が販売開始した。しかしネットでの反応を見ると、複数の銀行システムで「開けない、フリーズする、ワンタイムパスワードが来ない」となったようである。

「どうにも手に入らず即完売」「システムがパンク」との声が多数出ているほか、複数の銀行でサーバーが止まっていることを示すスクリーンショットもアップされている。

これについて、中国農業銀行のカスタマーサービスは、「予約のPR活動は大人気だったがシステムダウンなどとの連絡はない」表明しているほか、中国工商銀行は「予約が殺到しているので、繰り返し画面更新するか、ネット環境のいいところで送信するように」と述べた。また、「今回は限定販売なので、同時に予約がかかると割り当て数もすぐに変わってしまい、数が足りず予約不能になることのある」 とも表明している。

ある中古品取引アプリによると、記念硬貨(貨幣)(ともに20枚)は元の値段よりはるかに高い400~900元(約8000~18000円)となっており、「これもっからと上がる」と言う売主もいる。

公式発表によると、20元(約400円)の2024年新春記念貨幣は発行枚数が1億枚(過去の記録にある2万枚を含む)で、予約できるのは1人20枚までとなっている。またツートンカラーの銅合金の10元(約200円)記念硬貨は発行数が1.2億枚で(過去の記録にある1万枚を含む)、予約は1人20枚までである。

(中国経済新聞)