中国・最新映画『So Long For Love(原題:再見、李可楽)』

2023/12/2 08:30

中国映画『So Long For Love(原題:再見、李可楽)』(日本未公開)が12月1日より中国全土で公開が始まった。

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中国最大級のメディア「新浪(sina)」が先行上映で行った調査では、10点満点中の9.69点という高得点をマーク。「涙が止まらない」、「心温まる作品」、「見終わった後、前向きな気持ちなった」など多くのコメントが寄せられている。

本作は、『ウルフ・オブ・ウォー ネイビー・シールズ傭兵部隊 vs PLA特殊部隊(原題:戦狼)』で撮影監督を務めた王小列(ワン・シャオリエ)監督がメガホンを執ったヒューマンドラマ。高校3年生になる娘リー・イェン(李妍)の小さな願いを叶えるため、父親のリー・ボーユー(李博宇)は、娘を連れ中国北西部にあるアルタイ山脈へスキー旅行に向かう。誰もいない真っ白な山で、楽しそうに滑る父と娘。だが、次の瞬間、突然の事故がリー・ボーユーを襲い、懸命の救出活動も虚しく脳死状態に陥ってしまう。悲しみから大きな溝ができてしまった娘と母。その中に、コーラという名のラブラドール犬が現れる。犬との触れあいを通して、徐々に成長していく娘リー・イェンの姿がリアルに描かれ、涙を誘う。

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母親(潘雁秋)役には、2017年の東京国際映画祭・中国映画週間で上映された『ウーマン・イン・レッド ~スキャンダルな夫~』に出演の閆妮(イェン・ニー)、娘(李妍)役には『請叫我総監』や『恋心は玉の如き』で日本でも人気の譚松韵(タン・ソンユン)、父(李博宇)役には、中国とアジアで大ヒットを記録した『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』で監督兼主演を務めた呉京(ウー・ジン)が名を連ねている。

(中国経済新聞)