独身の日としても知られる 2023 年のダブルイレブンは、中国人にとって最も楽しみなショッピングフェスティバルとなっている。ダブルイレブンに合わせて、オンラインとオフラインの両方で様々なプロモーション活動が行われ、消費者の購買意欲に火をつける。その中でも、インフルエンサーによるライブ配信は、ダブルイレブンの目玉となっている。
インフルエンサーの李佳琦（リー・ジャチー）が率いるチームが発表した統計によると、今年のダブルイレブンは、控えめに見積もっても売上高が250億元（約5,197億円）を超え、ライブストリーミングの売上高は新記録を樹立した。
有名な美容ブロガーであり、ファッションと美容のセルフメディアでもあるリー・ジャチーは、「ライブコマースの第一人者」として知られている。今年のダブルイレブンでは、「花西子事件」や「基準価格協定事件」の影響で、ライブ配信の売上は前年同期より減少したものの、それでも936億元（約1兆9400億円）という驚異的な売上を記録し、ライブ配信の中で1位となった。
中国のネットユーザーの多くは、リー・ジャチーの影響力の大きさに驚嘆している。「中国で1年間に250億（5197億円）の地元収入がない都市がいくつもある」、「上場企業の95％の年収を上回る収入だ！」など多くの意見が寄せられている。
（中国経済新聞）