中国の航空会社、中米間の増便認可を取得

2023/11/4 20:30

米国運輸省からの最新の情報によると、11月9日より、中国の航空会社は中国-米国間の往復便数を週24便から週35便に増やすことが許可された。

現在、中国の航空会社は中国とアメリカを結ぶ往復直行便を毎週18便運航しており、10月29日からは週24便に増便される。

11月9日までに、中国の航空会社は米国運輸省に具体的な飛行計画を提出する必要があり、中国と米国の規制当局の承認が必要とされる。

米国運輸省が中国航空会社の新規運航を承認したことを受け、相互主義の原則と米国航空会社の増便により、11月以降、中国と米国間の直行便は90便に増加する見通しだ。

ロサンゼルスは現在、中米間の便数が最も多い地域であり、増便により航空運賃が引き下げられると多くの業界関係者が分析している。

中国大手旅行サイトの去哪儿(Qunar)では、上海‐ロサンゼルス間の航空運賃が、年初の1万5000元(約31万円)から、夏には1万元(約21万円)、9月には8000元(約16万円)まで下落。11月の最低価格は7000元(約14万円)となっている。

そして2週間前には、中国南方航空が上海/広州‐武漢‐サンフランシスコ間の往復航空券が最低価格4000元(約8万円)となり、コロナ以前の最低価格に近付いている。

(中国経済新聞)