区長が50万元贈賄の3か月後に書記に昇進

2023/10/24 11:30

10月20日、山東省日照市の中級人民裁判所で、泰安市岱岳区の元書記である王長勇被告の贈収賄行為に関する審理が行われた。

日照市人民検察院の指摘では、王被告は2021年9月に、昇進を狙って50万元を渡すという贈賄行為を働いた。王被告は2010年4月から2021年5月にかけて、東平県常務委員、弁公室主任,新泰市常務委員、同市紀律委員書記、泰安市岱岳区副書記、同区政府共産党グループ書記、同区長などといった職務を利用して、工事の受注、会社の経営、事業の認可などといった形で会社や個人から合わせて588万元余り(約1.2億円)の金品を受け取る収賄行為を働いた。

審理では、検察機関が証拠を示し、王被告と弁護人が証拠調べをするなど、双方がそれぞれ意見を発表した末、王被告は最終陳述で罪状を認めた。審理の最後に、休庭の上、後日に刑を言い渡すと発表された。

王被告は公開資料によると、男性で漢族、1971年4月生まれ、省の共産党学校研究生である。2016年末に泰安市岱岳区の区長代理、2017年1月に同区区長となり、在任中に昇進をもくろんで50万元(約1024万円)の贈賄行為をした。その3か月後に2021年12月に同区書記に昇格している。しかし2022年12月に取り調べを受け、2023年6月に共産党および公職から追放されている。

(中国経済新聞)