中国科学技術省は、2023年10月7日午後に中央組織部の幹部会議を開き、陰和俊(Yin Hejun)氏が王志剛氏に代わり同省党グループ書記に任命すると決定したことを発表した。
陰氏はこれまで、中国科学院(中科院)副院長、党グループ副書記(閣僚級)、中国科学院直属の共産党書記(兼務)、中科院共産党学校校長(兼務)を務めていた。
陰氏は男性で、1963年1月に山西省古交市生まれ、漢族である。大学院で工学博士を取得し、研究員となり、ドクターの指導教官を務め、第19期中央候補委員、第20期中央委員となっていた。
陰氏はこれまで、中科院の技術研究・発展局局長、副院長および党グループメンバー、科学技術省の次官および党グループメンバー、北京市常務委員、副市長、党グループメンバー、天津市副書記などを務め、2020年に中科院副院長、党グループ副書記(閣僚級)となった。
また退任する王氏は、1957年10月生まれで中国電子科技集団の総経理、党グループ副書記、科学技術省党グループ副書記、次官などを歴任し、2012年7月から同省党グループ書記、次官となっていた。
(中国経済新聞)