中華全国工商業聯合会が発表した最新の「2023年中国民間企業トップ500」リストによると、上海の企業は昨年と同じく18社がランクインした。ランクインした企業数では中国全省の中で7位となり、昨年より1つ順位を上げた。
総売上高では、上海市は省内7位。18社の総売上高は1兆4135億7500万元(約28兆4483億円)で上位500社の3.55%を占めた。企業総資産では、上海市は省内6位。18社の2022年の総生産高は24億1331万1000元(約485億6817万円)で上位500社の4.62%を占めた。
18の上海企業の中で、トップ3は東方希望集団有限公司、復星国際有限公司、上海探鋼網信息科技股份有限公司となった。
その中で、東方希望集団有限公司は2022年の総売上高が196億4,265万元(約3953億4311万円)で、上海企業の中で引き続き1位。順位は前年の39位から35位に上昇した。
復星国際有限公司は、2022年の総売上高が175億3,934万2,000元(約3530億1030万円)で、前年の46位から44位に上昇した。一方、2022年末の同社の総資産は8,231億4,600万元(約1兆6567億2702万円)で、民間企業トップ500社の中で総資産ランキング6位となり、前年の8位から2ランクアップした。
また、2022年の「民間企業トップ500」において、税引き後純利益が100億元(約2012億円)を超える企業は30社で、前年より7社減少した。その中で、上海尋夢信息技術有限公司は、2022年の税引き後純利益が353億4100万元(約7113億円)で4位となり、前年の23位から19ランクアップした。
2010年以来、中華全国工商業聯合会は「中国民間企業トップ500」リストを発表しており、今年で14年目を迎えた。これは中国の民間企業の発展状況を反映する最も権威のある包括的なリストであり、2023年のリストは2022年の企業の事業収入に基づいている。
(中国経済新聞)