中国、夏の興行収入が映画史上最高を記録 中国映画が上位を席巻!

2023/08/18 17:30

映画データを提供する灯塔専業版によると、8月17日19時21分現在、2023年夏の映画総興行収入は177億7800万元(約3554億6225万円)を超え、中国映画史上最高を記録した。

現在、2023年夏興行ランキングの上位5作品は『消失的她』が35億2100万元(約703億8323万円)、『孤注一擲』が22億5300万元(約450億364万円)、『八角籠中』が21億8700万元、『封神第一部』が21億3500万元(約426億7770万円)、『長安三万里』が17億3900万元(約347億6183万円)。この5作品の合計興行収入は夏の興行収入全体の約3分の2を占めた。

灯塔専業版のアナリスト陳晋(チェン・ジン)氏は、8月18日には年間興行収入が400億元(約7995億8228万円)を超えると予想。「今年の映画市場は非常に好調で、7週連続で週間興行収入が約20億元(約399億7911万円)の高水準を維持しており、残り2週間で夏シーズンにおける興行収入は200億元(約3997億9114万円)を超える」と述べた。

例年の夏の興行成績を振り返ってみると、2019年の興行収入は177億7800万元(約3554億6225万円)、2020年は新型コロナウイルスの影響で興行収入は36億2000万元(約723億6219万円)にとどまり、2021年は73億8100万元(約1475億4292万円)、2022年は91億3600万元(約1825億5685万円)にまで回復した。

陳氏は、夏シーズンの興行成績が好調だった理由として、第1に映画のクオリティーが非常に高かったことを挙げている。次に、話題性のある題材となっており、中国版Tiktok「抖音(ドウイン)」での宣伝が大きな効果をもたらしたとしている。8月に入って一時興行収入が低迷したが、社会問題をテーマとした『孤注一擲』の公開によって映画館へ足を運ぶ人が増え、特に35歳以上の家族連れの割合が増加した。『孤注一擲』が今後『消失的她』を興行収入で追い越すのか注目されている。

(中国経済新聞)