第2機目となる中国国産旅客機「C919」、中国東方航空への納入終える

2023/07/16 20:30

2023年7月16日、上海で2機目となる国産旅客機「C919」が正式に中国東方航空へ納入された。

午前10時6分、同機は上海浦東国際空港を離陸、午前10時20分に上海虹橋国際空港に着陸し、無事に東方航空へ引き渡された。

中国東方航空は、「安全、向上心、ブランド、利益」を目標に、C919旅客機の商業運航を進めることで、産業の発展と人材の育成を加速させる狙いがある。

また、今回納入されたC919旅客機は、中国東方航空が第一陣で購入したC919旅客機5機のうちの2機目であり、客室レイアウトは1機目のものと一致している。中国民用航空華東地区管理局は7月14日、中国東方航空に対し、2機目の国籍登録証、耐空証明、無線免許を発行し、同機が商業運航の資格を有し、民間航空規則の耐空要件を満たしていることを証明している。

中国東方航空によると、2機目のC919は1機目と同様「上海虹橋-成都天府」間での商用運航を開始。その後徐々に路線を拡大する計画となっている。

(中国経済新聞)