中国、第一四半期GDPは前年比4.5%増

2023/04/18 23:45

4月18日午前、中国国務院新聞弁公室の記者発表会で、2023年第一四半期の経済状況が発表された。

この会見で国家統計局より、第一四半期の国内総生産(GDP)は概算で28兆4997億元(約557兆円)、物価の変動要因を除いた実質成長率は前年同期比4.5%増加、前年第四四半期より2.2%の増加と発表された。さらにGDPを産業別に分けると、第一次産業が前年比3.7%増の1兆1575億元(約22.6兆円)、第二次産業が3.3%増の10兆7947億元(約211兆円)、第三次産業が5.4%増の16兆5475億元(323兆円)とのことである。

また、第一四半期の消費者物価指数(CPI)は前年比1.3%の上昇で、品目別では食品・酒・たばこが2.9%上昇、衣類が0.7%上昇、住宅が0.2%下落、生活用品・サービスが1.2%上昇、交通・通信が0.1%上昇、教育・文化・レジャーが1.7%上昇、ヘルスケアが0.9%上昇、その他の商品、サービスが2.7%上昇であった。食品・酒・たばこについては、果物が11.0%上昇、豚肉が8.5%上昇、穀類が2.5%上昇、野菜が2.9%下落であった。食品やエネルギーを除いたCPIの前年比上昇率は0.8%、また3月のCPIは前年比で0.7%の上昇、前月比で0.3%の下落であった。

(中国経済新聞)