買うだけじゃない! 中国・青島にロボット6S体験店がオープン

2026/08/12 13:30

ロボットを「見る・買う」だけでなく、「借りる・カスタマイズする」こともできる――。中国・山東省青島市でこのほど、同市初となる「ロボット6S体験店」がオープンし、注目を集めている。

8月11日、店内では来店した消費者がロボットのパフォーマンスを楽しむなど、実際にロボットに触れ、体験する姿が見られた。

この店舗の特徴は、ロボットに関するサービスを一カ所に集約した「6つの機能を一体化」した運営モデルにある。ロボットの販売をはじめ、部品の提供、アフターサービス、情報フィードバック、レンタル、さらに顧客のニーズに合わせた個別カスタマイズまで、6つのサービスを一体的に提供する。

従来、ロボットは研究開発や工場など、専門性の高い分野で利用されるイメージが強かった。しかし、体験型店舗を通じて一般消費者が実際にロボットに触れる機会を増やすことで、ロボットをより身近な存在にする狙いがある。

特に「レンタル」と「カスタマイズ」に対応することで、購入前に実際の性能を試したい消費者や、家庭・店舗・イベントなど特定の用途に合わせたロボットを求める利用者にも対応できる。

中国では近年、人型ロボットをはじめとするサービスロボットの実用化が加速している。物流、飲食、教育、家庭向けサービスなど、ロボットの活用範囲が広がるなか、販売店の役割も単なる商品販売から、体験、導入支援、メンテナンスまでを担う総合的なサービス拠点へと変わりつつある。

青島のロボット6S体験店は、こうした変化を象徴する新たな試みといえる。ロボットが「研究室から暮らしの中へ」広がるなか、実際に見て、触れて、試し、必要に応じて借りたりカスタマイズしたりできる店舗が、ロボットの普及を後押しする新たな舞台となりそうだ。

(中国経済新聞)