シャオミ自動車、工場見学を一般開放 スマート製造の最前線を体感

2026/05/30 17:34

中国の電気自動車(EV)メーカー、Xiaomi傘下のシャオミ自動車は、北京市経済技術開発区にあるシャオミ自動車工場の6月分一般見学の申し込み受け付けを開始した。同工場は2024年に「北京市工業観光モデル拠点」に選ばれており、新エネルギー車の研究開発・生産拠点として、一般来場者に技術展示や生産ライン見学の機会を提供している。

シャオミ自動車工場の敷地面積は約71万8000平方メートル。工場内にはダイカスト、プレス、車体、塗装、総組立、電池の6つの主要生産工場が設けられており、新エネルギー車向けに設計された先進的な生産システムを構築している。また、総延長2.5キロメートルのテストコースを備え、研究開発から生産、販売までを一体化した体制を整えている。

見学では、来場者は技術展示ホールを訪れ、小米のEV「Xiaomi SU7」に採用された主要技術を学ぶことができる。車両プラットフォーム、一体型ダイカスト技術、鋼とアルミニウムを組み合わせた高強度車体構造のほか、スマートフォン、車両、住宅機器を連携させる同社独自のエコシステムなどが紹介される。

見学コースは、受付後に工場のシンボルである「メビウスリング」での記念撮影を行い、その後、技術展示ホールと車両展示ホールを専門ガイドの案内で見学する。さらに一部生産ラインを巡った後、工場前エリアで自由に過ごすことができる。実際の行程は当日の運営状況に応じて調整される。

工場内には新たに「Xiaomi Life」展示エリアが設けられ、工場限定のオリジナルグッズを販売するほか、社員食堂も一般開放され、小米ならではの食事を体験できる。

また、来場者が快適に見学できるよう、工場では観光向けインフラの整備も進めている。緑豊かな園内景観や専用駐車場などを整備し、スマート製造の魅力を身近に感じられる環境づくりに力を入れている。

6月は計82回の見学会を実施する予定で、平日は1日2回、週末には計14回の特別見学枠を設ける。6月21日と27日の15時30分開始回では英語によるガイドツアーも実施される。

参加費は無料。申し込みは小米汽車アプリを通じて受け付けており、18歳以上が対象となる。同行者は6歳以上とし、当選者は家族や友人1~3人を同伴できる。1回当たりの定員は20組となっている。

(中国経済新聞)