中国最新映画:風流一代(Caught by the Tides),11月22日中国本土で一般公開

2024/11/22 16:30

 賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督の最新作風流一代(Caught by the Tides)が11月22日に中国本土で一般公開された。

本作は、約20年の歳月と共に一人の女性が自立していく姿を、彼女の元を去った一人の男性との関係を軸に描いたヒューマンドラマで、ヒロイン役は賈樟柯監督のミューズである趙涛(チャオ・タオ)が演じている。

冒頭シーンは2001年頃に山西省で撮影されたもので、映画の終盤にはこの山西省の町が完全に近未来的な別世界になっているのが印象的で、この20年間の中国社会の変化を象徴している。第25回東京フィルメックスは今年11月23日から12月1日まで開催される予定で、本作はオープニング作品と特別招待作品として11月23日に都内の丸の内TOEIで上映される予定。

監督:賈樟柯(ジャ・ジャンクー)

出演:趙涛(チャオ・タオ)李竺斌(リー・ジュウビン)潘剣林(パン・ジェンリン)など

(中国経済新聞)