1日2.7億人が大移動のメーデー、「休日経済」が盛んに

2024/05/7 12:30

5月1日から5月5日がメーデー5連休となる中国、国内旅行も海外旅行も全面的に活発になり、「休日経済」の盛んな勢いが続いた。

交通運輸部(省)が発表した統計速報によると、5連休中、地域跨ぎで移動する人の数は1日平均2億7000万人以上に達する。うち、有料交通機関以外の小型車で移動する人の割合が約8割に達すると見られている。次に各道路に車両が集中し、省跨ぎで移動する車両が多くなる。5連休中、中国全土の高速道路を利用する車両は1日当たり平均6350万台に達し、平日の1.8倍となると予想されている、道路を使った陸路の移動が引き続きメインになっている。

微信(WeChat)が5日に発表したデータによれば、微信支付(WeChatペイ)のデータを見ると、消費の活発さで広東省広州市、重慶市、四川省成都市の3都市が上位に並び、河南省開封市の清明上河園、浙江省杭州市の霊隠寺、嘉興市の烏鎮などの人気景勝地が幅広く人気を集めた。

同じく観光の人気目的地について支付宝(アリペイ)が同日発表したデータを見ると、人の多い人気景勝地を避け、ニッチな観光スポットに出かける若者が多かった。新疆維吾爾(ウイグル)自治区伊犂哈薩克(イリ・カザフ)自治州、吉林省延辺朝鮮族自治州、雲南省迪慶蔵(デチェン・チベット)族自治州、寧夏回族自治区固原市、四川省甘孜蔵(カンゼ・チベット)族自治州、甘粛省天水市、江西省景徳鎮市、寧夏回族自治区中衛市、寧夏回族自治区呉忠市、雲南省普洱(プーアール)市の10ヶ所における決済は、前年同期比成長率が最大だった。

(中国経済新聞)