世界知的所有権機関(WIPO)は現地時間11月6日、世界知的財産指標(World Intellectual Property Indicators: WIPI)報告書を発表した。同報告書によると、2022年における世界の商標・意匠出願件数は減少したものの、特許出願件数は世界全体で約346万件となり過去最高を記録した。
2022年における特許出願数が最も多かったのは、中国、米国、日本、韓国。その中でも中国が約158万件で世界全体のほぼ半数を占め、2019年から4年連続で世界一位となった。
中国とインドが2022年の世界特許出願件数の伸びを牽引し、インドの特許出願件数は2022年に31.6%増加した。 2022年の世界の特許、商標、工業意匠の出願件数に占めるアジアの割合は、それぞれ67.9%、67.8%、70.3%だった。
(中国経済新聞)