9月20日、「中国企業トップ500」が22年連続で発表された。
同ランキングは2022年の事業収入を基準としており、国家電網が3兆5700億円(約72兆5000億円)で1位となり、3年連続で首位となった。2位はペトロチャイナの3兆2500億円(約66兆円)、3位はシノペックの3兆1700億円(約64兆4000億円)だった。中国建設、中国工商銀行(ICBC)、建設銀行、中国農業銀行、平安保険、シノケム、中国中鉄(チャイナ・レールウェイ)がトップ10入りした。
地域別では、北京市が80社、広東省が56社、浙江省が53社、山東省が53社、江蘇省が42社でトップ5に入った。
2023年中国企業500社の規模は拡大を続けており、営業総収入は108兆3600億元(約2200兆6000億円)で前年の500社より5.74%増加。総資産は399兆7700億元(約8118兆円)で前年の500社より27兆2400億元(約553兆2000億円)、7.31%増加した。基準額は21年連続で引き上げられており、2023年のチャイナ・トップ500にランクインするための基準額は469億9800万元(約9544億6000万円)で、前年から23億7300万元(約481億9000万円)増加した。
業種別では、2023年中国企業トップ500社のうち、製造業が264社、サービス業が164社、その他の業種が72社となっている。産業構造は引き続き最適化されており、電力・電気設備製造業、通信設備製造業などの最終候補企業数が増加し、鉄鋼冶金業、住宅建設業、住宅不動産業などの最終候補企業数が減少している。
(中国経済新聞)