テスラ車の火災がエネルギー車の安全性論争を巻き起こす

2022/07/28 08:00

先日、台湾人俳優のジミー・リン(林志穎)氏がテスラモデルXを運転中に重大な交通事故に遭い、その後、車両が炎上するという事故が発生した。正確な事故原因はまだ解明されていないが、それでもこの事故は、テスラや新エネルギー車の安全性について、市場で多くの議論を呼び起こすことになった。

2022年上半期、中国における新エネルギー車の生産と販売は目覚ましい成果を収めた。 データによると、上半期の中国の新エネルギー車の生産台数は266.1万台、販売台数は260万台で、いずれも前年同期比1.2倍となり、生産・販売規模は過去最高、市場浸透率は21.6%となった。しかしその一方で、新エネルギー車産業の発展には、安全性の問題が常につきまとう。新エネルギー車産業の加速度的な発展に伴い、パワーバッテリーのエネルギー密度は徐々に高まり、急速充電技術も絶えず発展しており、その中で、いかにして安全性を高めるかが課題となっている。最近、中華人民共和国応急管理部消防救援局が発表した2022年第1四半期のデータによると、各種の交通機関で報告された火災は1.9万件、そのうち新エネルギー車の火災は640件で前年同期比32%増、1日平均で新エネルギー車の火災は7件以上発生していることになる。

また、2021年には中国国内で約3,000件の新エネルギー車火災事故が発生している。統計によると、電気自動車の火災発生率は約0.03%で、従来の燃料自動車より若干高くなっている。出火した車の状態を見ると、充電中が35%、走行中が40%、停車中が25%だった。季節的には、冬などの季節よりも暑い時期に火災が発生しやすいと言われている。

(中国経済新聞)