先日、米フォーチュン誌(Fortune)2022年「中国500強企業」(トップ500社ランキング)リストが発表され、今年は合計24の商業銀行がランクインした。
ランクインした24行のうち、2021年度の営業収益によるトップ10は、中国工商銀行がトップで、建設銀行、農業銀行、中国銀行、招商銀行、中国郵政儲蓄銀行、交通銀行、興業銀行、上海浦東発展銀行、中国民生銀行、中国光大銀行と続く。
「四大銀行」の中国工商銀行、建設銀行、農業銀行、中国銀行は5年連続で「中国500強企業 」のトップ20にもランクインしている。
フォーチュン誌によると、今年ランクインした商業銀行の利益を合計すると、全上場企業500社の利益の38%に達し、中国の上位500社の利益の3分の1以上がランクインした商業銀行によるものであった。
また、フォーチュン誌は、収益性と純利益率の観点から「最も稼いだ企業40社」を発表しており、今年は合計11の銀行がランクインしている。 中でも中国工商銀行は2021年の利益が3483.38億元(約7.1兆円)で1位、次いで建設銀行、農業銀行、中国銀行、招商銀行、交通銀行、興業銀行、中国郵政儲蓄銀行、上海浦東発展銀行、中国光大銀行、中国民生銀行が続く。また、中国工商銀行、建設銀行、農業銀行は5年連続で「最も稼いだ企業40社」の総合ランキングでトップ3にランクインしている。
(中国経済新聞)