3月も半ばになると大方散った梅の花に続けて、桃の花が咲き始めたかと思えば、小春日和のある日、市内の桜も開花し始めた。今年もまた桜の季節がやってきた。
上海の桜の名所と言えば顧村公園。市内には60を超える公園で桜を楽しむことができるが、中でも120種、16000本の桜を鑑賞できる顧村公園の桜花節(桜祭り)は群を抜く。上海市の北、宝山区に位置するこの公園は面積約430万㎡で東京ドームの約92倍を誇る。「親民人文」を理念として2007年8月に第一期工事が始まり、2009年10月から一部開園となる。2012年10月から第二期工事が始まって今なお整備され続けている。園内には恐竜楽園、鳥世界に加え、児童遊園地や各種スポーツエリアもある。中でも「一帯九林」と呼ばれる桜観賞エリアは一番の見どころだ。2011年から始まった桜祭りは今春も3月9日から4月9日の1か月にわたり開催され、最も多い日で10万人を超す来場者数が見込まれている。とりわけ、今春から「景随花移(移ろいゆく桜)」をテーマに通常6時閉園が9時30分にまで延長されライトアップされた夜桜を楽しむことができる。
