東京で日本蘇州商会が発足 中日経済交流の新たな架け橋に

2026/02/28 23:22

2026年2月27日、一般社団法人「日本蘇州商会」の設立大会が、東京・芝公園の东京王子花园塔酒店(東京プリンスホテル パークタワー)で開催された。東京タワーを望む会場には、日中両国の経済界や友好団体、メディア関係者ら約30人が出席し、在日蘇州出身企業家による新組織の発足を見守った。

大会のテーマは「郷情を結び、日中をつなぐ」。在日蘇州出身の企業家が交流と協力を深める場を整え、資源の共有と実務的な連携を促進することで、日中間の経済および民間交流のさらなる発展を目指す。

理事会体制が正式に発足

当日18時に設立大会が開会した。初代会長に就任した郭文举氏はあいさつで、設立までの経緯を振り返るとともに今後の方針を示した。蘇州商人の伝統である「信義を重んじ、丁寧かつ実直に取り組む」精神を受け継ぎ、規範的かつ専門的な運営を通じて会員企業を支援し、日中友好と地域間の経済交流に貢献していく考えを強調した。

執行会長兼事務局長の李文娟氏は、今後の重点事業として会員支援、産業マッチング、情報共有体制の整備を挙げ、「組織の結束力とプラットフォーム機能を段階的に高めていきたい」と述べ、各方面の支援に感謝の意を表した。

会長郭文挙氏よりご挨拶

あわせて、第1期理事会の体制も発表された。会長には郭文挙氏が就任し、執行会長兼事務局長を李文娟氏が務める。事務局長には王静氏が就き、理事には陸洋氏、潘令玮氏、陈罡氏張梦雅氏、沈铭氏が名を連ねた。監事には贝鋆氏が就任した。

執行会長兼事務局長李文娟氏

各界から祝意 郷情を礎に未来を語る

来賓あいさつでは、魏叢智氏、庄旭氏、吴小玲氏、蒋馳氏、姜伝超氏が登壇し、商会設立を祝福するとともに、「蘇州と日本を結ぶ重要な架け橋」としての役割に期待を寄せた。

出席がかなわなかった関係者からも祝意が寄せられた。昆山奥灶館有限公司の張羽氏、蘇州同德兴(蘇州市姑蘇区蘇面伝習所)からは祝賀書簡や動画メッセージが届けられ、商会の発展と明るい未来を祈念する言葉が紹介された。さらに、蘇州市文化観光連合会無形文化遺産保護分会の沈柏平会長は祝電で、「信義を重んじ、実務に励む蘇州商人の伝統を海外で発揚し、日中をつなぐ質の高い交流プラットフォームとなることを期待する」と述べた。

企業協賛により大会を支援

設立大会は複数企業の協賛により開催された。酒類の協賛として、五粮液(日和商事)、会稽山紹興酒(華海国際)、青島啤酒(株式会社池光エンタープライズ)、山西汾酒(SAWAKI国際株式会社)が支援した。

また、蘇園(定升糕・蘇州拉糕の提供)、株式会社Gold Jun(栄養補助食品)、株式会社Quelle珂澜(エアネックピロー)などが記念品を提供し、来場者に温かな心配りを届けた。

18時30分には全員で記念撮影を行い、その後、魏丛智氏の発声で祝宴が始まった。18時40分からの懇親会では、和やかな雰囲気の中で郷情を語り合い、今後の協力の可能性について意見を交わした。大会は20時30分、盛況のうちに幕を閉じた。

在日蘇州企業家の新たな拠点に

日本蘇州商会の発足は、在日蘇州出身企業家にとって、より制度的で秩序ある交流基盤の確立を意味する。今後は日本を拠点に蘇州および関連地域との連携を強化し、経済協力と民間交流を積極的に推進していく方針だ。

設立大会は李紹菲氏の司会で進行し、東京流行通信社の谷穗総監、姚远編集長、M・SSの張欢氏が記録撮影を担当した。関係者は「四海に通じ、大きな志を実現する」との思いを胸に、新たな歩みを踏み出している。

(中国経済新聞)