2月1日、テンセントが運営するAIアシスタント「元宝」が、新機能「元宝派」の公測を正式に開始した。この機能はAIを日常のグループチャットに深く組み込む新しい試みであり、AIソーシャル分野への本格進出として注目を集めている。
「元宝派」とは、ユーザーが「派」と呼ばれる専用のグループを作成したり、既存の派に参加したりできるスペースだ。このグループには必ず「元宝AI」が「派友」として常駐し、普通のメンバーと同じようにチャットに参加する。ユーザーと自然に会話したり、協働したり、エンターテイメントを提供したりする。
これまでの内測段階ですでに実装されていた主な機能は以下の通りだ。
@元宝 で直接呼び出して質問・対話、画像のアップロードによるP図(画像編集)や二次創作、画面共有機能。
公測バージョンではさらに大きな進化を遂げ、テンセントのエコシステムとの連携が強化された。特に注目すべき点は、テンセントビデオとQQ音楽のコンテンツが完全に統合されたことだ。派のメンバー同士で、同じタイミングで音楽を聴いたり、映画・ドラマを一緒に視聴したりできるようになり、オンラインでの「一緒にいる感」がよりリアルになった。
参加方法は現在まだ完全オープンではなく、以下のいずれかが必要だ。
友人から共有された「派」の招待リンクや「派号」を利用して参加;元宝APP内で招待コードを入力して自分で派を作成。
この「元宝派」の登場は、単なるAIチャットツールの延長ではなく、AIが「友達の一人」として群れの中に溶け込む新しいソーシャル体験を提案するものだ。従来のWeChatやQQのグループチャットでは実現しにくかった「AI常駐+コンテンツ共有」の融合により、テンセントがAI時代における次世代コミュニケーションの形を模索していることがわかる。
内測ユーザーからはすでに「雰囲気を盛り上げてくれる」「会話が途切れにくい」「実用的なまとめやリマインダーもしてくれる」など、非常にポジティブな声が上がっている。公測を経てどれだけ多くのユーザーに受け入れられるか、今後の展開が非常に楽しみだ。
AIがただのツールではなく、本当の「仲間」になる日が、もうすぐそこまで来ているのかもしれない。
(中国経済新聞)
